面燃大士(ミエンラン・ダーシー / 焦面修羅鬼王)
陰煞を統べる • 悪道を普渡する • 鎮宅辟邪普渡公・観音大士の忿怒阿修羅身

面燃大士(ミエンラン・ダーシー / 焦面修羅鬼王)

頭に双角を持ち、口から烈火を吐き、青い顔に獠牙をむく。観音大士が暴烈な修羅や悪鬼を降伏するために特に現した修羅鬼王の真身であり、中元の普渡において万の煞が帰依する主である。

神源の由来と叙事詩の伝承

『救抜焔口餓鬼陀羅尼経』に載せるところによれば、阿難尊者が林間で習定していたところ、焦面修羅鬼王が現れて火を吐き、歯をむき出しにした。この神は実は観世音菩薩が声を尋ねて苦を救う者であり、通常の慈眉善目では冥界の暴烈な修羅を震慑できないと深く知った上で、特に忿怒で凶頑な極相を示現し、暴をもって暴を制したのである。

霊性の威能と厄除けのご加護

陰陽両界における一切の狂暴で無秩序な遊魂、煞鬼、阿修羅衆を統べる。人間界において中元普渡の大権を執り行い、あらゆる住宅の陰煞、奇怪な病痛、凶宅の鬧鬼事件を鎮圧し、暴戻を祥和に転じる。

供奉の儀軌、対応物と心の調律

🙏 おすすめの供物水飯、生花と甘露、五色米、観音大悲呪水(中元法会に必ず供えるもの)。
⚠️ 特別な禁忌法会や祭典の会場で騒いだり軽薄に振る舞ったりすること、供物台をまたぐことを忌む。また、苦難の衆生に対して同情や哀れみの心を欠くことを忌む。

夜一人で歩く時、または陰湿な気場に身を置く時は、心の中で「南無面燃大士」と唱え、鬼王の頂門に観世音菩薩の清らかな甘露が浮かび上がる様を観想し、自身が金剛の覆いに包まれるようにイメージすると、諸々の邪は退いていく。

純陽の戦神の火をもって、命途の陰濁の障壁を払拭する

八字の鑑定によって流年の小人と太歳の冲克位置を見つけ出し、純陽の黒曜石の法器を身につけて、勝ち気で強がる気を、即座に局面を打破する覇業へと転化させる。